tex

tex で分母と分子の間の距離を調整する

投稿日:2020年11月6日 更新日:

tex で、ページ全体の体裁をそのままにして 分母と分子の間の距離を広げたり狭めたりするには、\raisebox を使う。

通常
$$ a=\frac{\raisebox{0ex}[0ex][0ex]{x}}{y} $$

分子の「x」を下にずらす(0.7ex)
$$ a=\frac{\raisebox{-0.7ex}[0ex][0ex]{x}}{y} $$

結果

例では、分子の「x」を、微妙に上下に移動させている。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

リベンジH 1【電子書籍】[ 仙道ますみ ]
価格:660円(税別、送料別)(2020/12/27時点)

楽天で購入

-tex
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

tex で上極限・下極限の記号を入力する

\amsmath パッケージを使い、\varlimsup, \varliminf を使う。 例 \usepackage{amsmath} \usepackage{amssymb} \begin{doc …

no image

tex で、微分の縦棒を入力する方法

ある点での微分を表示したい場合には、\left. と \right| を組み合わせる。 例 $\left.\frac{df}{dx}\right|_{x=1}$ 結果

no image

tex の equation 環境で複数行の数式を入力する(\split を使う)

\equation の中で \split を使う。 \tag を使って、自分で定義した式番号を使える。 例 \begin{equation} \begin{split} a \\ b \\ c \en …

no image

tex で分数の高さに合わせて縦棒を調整する

tex で分数などに合わせて、縦棒(垂直棒)を長くしたいことがある。 \left. \middle| \right. を使うことによって、縦棒の長さを自動でサイズ調整することができる。 例 $\lan …

no image

tex でスラッシュを大きくする

tex でスラッシュ(/)を大きく表示したいときがある。 このとき、\left. または \right. (ドットは表示されない)と、\right/ や \left/ (スラッシュ記号を表示)を組み合 …